2008/11/03
名鉄12月27日にダイヤ改正
名鉄のホームページにも書かれておりますが、12月27日(土)に大規模なダイヤ改正を行うそうです。
ここでは、今回のダイヤ改正をまとめていきたいと思います。
1.ミュースカイを除く全ての特急・快速特急を一部特別車化
新たに1600系パノラマsuperを改造した1700系と2200系ベースで新造された2300系の6両組成(6両×4組成)を導入、ミュースカイを除く特急・快速特急を一部特別車に統一。
新たにミュースカイを種別に設定。
2.特急の運行系統の見直し、停車駅の見直し
(1)名鉄名古屋駅を結ぶフリークエンシーの向上
[本線 豊橋・岡崎~名古屋方面]
昼間の豊橋~中部国際空港を豊橋~岐阜間の特急に運転変更(豊橋5:53の中部国際空港行は引き続き運行)。豊橋~岐阜2本/h,豊橋~新鵜沼2本/hに変更。
[犬山線]
河和~新鵜沼間の特急を豊橋~新鵜沼間に運転変更。これにより、昼間の特急が1本/hから2本/hに増加。
柏森を快速特急・特急停車駅に格上げ。
[本線 岐阜・一宮~名古屋方面]
運行系統を岐阜~豊橋間2本/h,岐阜~中部国際空港間2本/hに見直し。
昼間帯以降、笠松・新木曽川に快速特急・特急4本/h停車。
[河和・知多新線]
現在の内海~名古屋間の全車特別車特急を河和発着、河和~名古屋間の一部特別車特急に統一(早朝・深夜は内海発着)河和~名古屋の一部特別車特急を1本/hから2本/hに増加。
青山・阿久比を特急停車駅に格上げ(快速特急は除く、但し朝間帯の快速特急の一部は青山に停車)。
朝間帯・夕~夜間帯のみ設定する主な運行系統
【朝間帯】
豊橋発(金山折り返し)中部国際空港行特急1本を運行
【夕~夜間帯】
平日のみ河和発佐屋行特急を運行
中部国際空港発新鵜沼・新可児行ミュースカイ(犬山分割)を運行
(2)空港アクセスの見直し
[名鉄名古屋駅]
現行のミュースカイ2本/h、特急1本/hの3本/hをミュースカイ2本/h、特急2本/hの4本/hに変更。また、ミュースカイと特急の連続発車を解消、発車時刻の改善を図る。
[一宮・岐阜方面]
昼間帯3本/h運行している岐阜~豊橋の特急・快速特急のうち1本を岐阜~中部国際空港間の特急に変更、岐阜~中部国際空港間の特急が2本/hに。また夕~夜間帯に運行している中部国際空港~名古屋間の特急を岐阜まで区間延長。
[犬山・新可児方面]
新鵜沼行のミュースカイを夕間帯のみ新鵜沼・新可児行ミュースカイに変更。
[中部国際空港発の最終ミュースカイ・特急出発時刻の繰り下げ]
最終の23:32の全車一般車特急金山行は快速急行に種別変更。撮影をするならお早めに。
3.種別・行先のパターン化と運行間隔の均等化
[河和線・知多新線]
昼~夕間帯は特急 河和と急行 内海にパターン化。
[犬山線]
昼間帯以降は優等列車(特急・急行・準急)の運行間隔を30分毎にパターン化。
[本線 一宮・岐阜方面]
昼間帯以降名古屋から一宮方面への快速急行を急行に統合。
名古屋発の特急・急行の運転間隔の均等化。
昼間帯の特急が笠松・新木曽川に停車するのにあわせ、昼間帯のみ一宮~岐阜間の急行を2本/h削減。
4.拠点駅での乗換えを特急主体に変更
[犬山・各務原線]
犬山経由岐阜行を岐阜~犬山折り返しに変更(朝間帯の一部を除く)。上下線が同一ホームの犬山遊園駅において、特急などの列車に接続する。
これにより、夕間帯運行している岐阜~三柿野間の急行を2本/hを削減。
[広見・小牧線]
犬山駅において犬山線の特急・急行と広見線の普通に接続する。
小牧線の普通4本/hの全ての列車に犬山線の特急・急行が接続する。
[竹鼻線]
笠松駅において名古屋方面から竹鼻線への乗り換えは快速急行・急行から特急4本/hに変更。
【この他の主な変更】
[本線 岐阜~名古屋間]
[朝間帯]
一宮5:19発の全車一般車特急中部国際空港行は一宮5:18発の快速急行に種別変更。これも撮影するならお早めに。全車一般車特急はまた、なくなってしまいます。
[昼~夕間帯]
昼間帯の快速急行を急行に統合することで、栄生駅の停車本数が2本/hから4本/hに増加。
大里駅を準急停車駅に降格。夕間帯は岐阜方面の急行4本/hのうち2本/hが停車。
[本線 豊橋~名古屋間]
[朝間帯(平日)]
伊奈駅での車両交換を行っていた岐阜7:00発の豊橋行快速急行を新可児6:36発豊橋行特急に変更することで車両好感の不便の解消。
豊川稲荷7:55発の新鵜沼行き全車特別車の特急を取りやめ。
[昼・夕~夜間帯]
藤川・男川を準急停車駅に格上げ。夕間帯の岐阜及び一宮~豊川稲荷の急行を東岡崎から準急に種別変更により、両駅の停車本数を2本/hから4本/hに増強。
平日名古屋21:55発の特急豊川稲荷行全車特別車特急の運転取りやめ。
平日夜間帯の豊明行普通を東岡崎まで区間延長。
[犬山・広見線]
[朝間帯(平日)]
岐阜6:20発、新可児6:36発の新安城行普通(新鵜沼から準急、名古屋から急行)を新可児6:36発豊橋行特急に変更。
[昼・夕間帯]
扶桑を快速急行停車駅に、石仏・木津用水・犬山口を準急停車駅に格上げ(岩倉~犬山間は各駅停車)。これに伴い岩倉~犬山間の普通2本/hを削減。
地下鉄線直通犬山~赤池及び豊田市間の普通を岩倉(平日夕間帯は柏森)~赤池及び豊田市間の運転に変更。
新鵜沼20:48発空港行きミュースカイを増発。
平日新鵜沼22:34発神宮前行き特急を増発。
平日神宮前23:15発新鵜沼行きミュースカイが新たに柏森に停車。
[各務原線]
平日21~22時台にかけて犬山発岐阜行き普通を2本増発。
平日23時台に岐阜発犬山行き普通を1本増発。
[河和線]
[朝間帯(平日)]
河和5:57発新鵜沼行き全車特別車特急を5:51発新鵜沼行き急行(神宮前から普通)に変更。
内海6:09発新鵜沼行き全車特別車特急を新鵜沼行き快速特急に変更。
河和6:46発岐阜行き普通(知多半田から急行)を6:48発岐阜行き特急に変更。
金山8:16発内海行き全車特別車特急の運行を取りやめ。
[夜間帯]
平日河和21:55発名古屋行き特急及び22:27発金山行き特急を増発。
[常滑線・空港線]
[昼~夕間帯]
大同町、聚楽園を準急停車駅に格上げ。これにより、両駅の停車本数を4本/hから6本/hに増強。
昼間帯における快速急行は急行に統合するのに合わせ、寺本、古見、大野町、りんくう常滑を快速急行停車駅から急行停車駅に変更。ただし停車本数は、寺本、古見、大野町が4本/h、りんくう常滑が2本/hのまま変更なし。
[津島線]
[昼~夕間帯]
平日の夕間帯に名古屋からの佐屋行き特急を4本新設。
なお、名古屋方面~津島方面間の直通列車は、現行6本/h(快速急行2、準急2、普通2)から、4本/h(準急2、普通2)に変更するほか、須ヶ口における名古屋本線の急行(4本/h)との接続を改善。
[豊田線]
[夜間帯]
平日23時以降に赤池方面発豊田市行き及び豊田市発赤池方面行き(ともに地下鉄鶴舞線直通)を各2本増発。これにより、最終列車発車時刻を繰り下げ。
土休日20時以降に赤池方面発豊田市行き及び豊田市発赤池方面行き(ともに地下鉄鶴舞線直通)を各3本増発。運行間隔を改善。
今回のダイヤ改正で7000系パノラマカー、1000系全車特別車用の4両組成のパノラマスーパーは基本運用から外れ、7000系パノラマカーは今後イベント等で活躍する予定。
長文大変失礼致しました。
詳しくは名鉄のホームページの「ニュースリリース」をご覧下さい。
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